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湿血帯不快指数

湿血帯のお知らせ、管理人の雑記など、じめじめ

臓器が弱っていた(覚え書き)
先週の居合の大会、結果は全然でした。他流派の先生から心配されるレベル。
それはともかく、その日を境にあまりに体調不良が続くので様子を見ていたら、明らかに尿がおかしい。
病院で尿検査、血尿と思っていたが正確にいうとウロビリノーゲン+3による異常だった。肝臓が怪しいという事で血液検査。結果、臓器障害は無かったものの、明らかに弱っているので未だに運動は避けている。

原因は自分の中でハッキリしている、居合の際に着付ける袴だ。
女性の袴と違い、腰で穿く。その為腹部まわりを補正する必要が有る。補正というのは、詰め物をして体格を寸胴にするという調整だ。それをしないとどうなるかというと、帯が少しずつ緩み位置がズレた結果、ボディの細い方へとズレこんでしまう(イメージとしてはワインボトルのネック曲線に紐を結ぶ具合だ。)

同じく居合をやっている他女性に訊くと、補正は殆ど要らないそうだ。
自分は大会当日《バスタオル×2、ゴムベルト、ダウンベスト、インナー、襦袢、着物、他帯複数》で胸部下~下腹部を圧迫していたので、そこから具合が悪くなった。ダウンベストで胸を意図的に潰していたのも、かなり苦しかった。
これを当日8時間ぶっ通しだった為、内臓がやられたと思われる。

通常稽古であれば長くて2時間、それもずっと帯刀している訳では無いので、緩んできたら離脱→着付け直し、もしくは以降見取り稽古などして流していた。稽古時の補正はバスタオルとダウンベストでギリギリ間に合う。
これが大会だとそうもいかず、緩んできても直す暇が無い為「絶対緩まない、帯刀に耐えうる補正、試合中に解けないキツさ」で挑まねばならず、今回は特に隙間時間が無い為やや頑丈に施した。

ここ半年、自分の性質が居合に向いていないと葛藤が有り、そこにつけてこの様な事になってしまったので、本格的に向いていないと自覚し始めた。
精神的にも疲弊し、身内に相談すると「辞めるか迷っているのなら、とりあえずもう一年籍は残してそれから考えては」との事。確かに地区大会の参加上限は五段までなので、あとひとつ昇段すれば参加も残り一度なのだ。

ただ、他の人達と同じ身体条件で稽古や試合が出来ないという事がこの度明らかになり、この悩み自体も理解されづらい為、モチベーションは下がる一方である。
上手に着付ければ良いと簡単に言われるが、体型に個人差が有る限り《絶対》は無いもので…
数値で表すと「B:86/W:57/H:89」 和装に圧倒的に向いていない体型と思われるが、これをどうにか出来るものなのか? タイトな服が好きなので洋装には適しているが、和装は本当に駄目。
内臓を壊しながらいつまで続けられるものなのやら。

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