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先日ブログ掲載したSS「口吻の種」の後日談、ルイライです(隙間作品の後日談を拍手御礼にするという暴挙)
《口吻の種》掲載記事
ルイとフラフラしてた矢先、縁日で蛇使いの男と遭遇し……といった流れ。この短い話の中で、二名とキスしてますよ紺野さん。
長編でもわりと早い段階から、矢代にあっさりキスしてましたね。対象の多さ、そして矢代と比較すればキス魔という印象さえ有りますが、たぶん夜にとっては安売りの内にも入らないのでしょう。
最近ブログ内でも矢代だ夜だと、勝手に与えた個人名でよく書いておりますが。ちょっとした検索避けです(サイトページはそう簡単には引っ掛からないのですが、ブログはあっさり浮上してしまうので)解説に必要な時はもちろん、ジャンル名、作品名、通称など記載します。
以下雑記▼
どうも夜には〝命(魂)を吸い取る〟イメージがあり、それこそ悪魔的ともいえるのだが彼は正真正銘人間であり、ヒトの生涯において得な気質とは言い難い。そんな彼が〝与えたい〟相手が矢代だった訳で、なかなか具合が好い。
しかし彼等にとっての契約・相互補給などにも関連づく性行為に関し、矢代は「本来は愛する人とすべきもの」と考え、反して夜は「愛する人としてはならないもの」という捉え方をしているから真逆。性行為=穢れという観念が強い夜は、行為による欲望で信愛が殺がれると思っている。
では、矢代と致す夜は嫌々やっているのかといえばそんな事も無く、快楽の嗅ぎ分けも出来ているにも関わらず「これは愛を伴うものでは無いから、いくら穢し合っても良い」と、自分に言い分けしながらやっている。矢代に「セックスの理由が出来て良かったねえ(要約)」とよく嫌味を述べているが、実のところセックスに一番理由を求めているのは夜だ。
※なので、自分の好意を認める事のできた帳シリーズでは、矢代との性行為にかつてほどの条件を設けていない。性行為への嫌悪感が減っている。PR -
新作はモブライです(またまた)やはりmainのリストに並べる気がしないので、また此処にリンクを貼ります。
後日談を拍手御礼SSに投稿するかも?そちらは襲名後、ルイと居る場面で考えてます。
《口吻の種》
モブライ(里の御上2名×襲名前の紺野)
散々慰み者にされる日々の途中、とある御上から「あいつを殺すのに協力しろ」と誘いかけられる紺野……
女装、凌辱、軽い嘔吐、イラマ、人外挿入…とかがっつり性描写有り。合意の上っぽいシーンも一応有ります、濡れ場?が7割。列挙するとアレですが、ベースはトウビョウ蛇による呪術的な話です。里の昔話なので、サイト読者のごく一部にしか需要無いと思われますが、基本的には怪奇譚かと思います。
紺野は十四、十五歳をイメージして書きましたが…これだけ調教されてるからこそ、反動が襲名後(外の世界)に出ているかなーと少し思いました。
以前書いたモブライSS「阿古義な男達」も同じくブログ掲載のみでしたが、記事カテゴリーを更新→SSに変更しておきました。ついでに記事へのリンクも貼っておきます。
《阿古義な男達》記事へのリンク -
久々に拍手御礼SSを更新しました。
タム・リン師範の槍稽古、夜の昔話です。しかし稽古の後からが本番というか……
痛いという程のシーンは無いですが、精神的にもどかしいまま終わります。
C氏からも言われたのですが、リンの話は〝彼がどこか薄ぼんやりとしている〟との事。それは恐らく、リンが永きを生きており、夜が彼の過去を知る機会も無い為。リンといくらじゃれ合っても、遠い人のようなのです。人間と悪魔の距離感とも言えますが、リンがお喋りなくせに自分の事は殆ど漏らさないから、顕著。
そして今回のSSの様に「助けてやりたいが襲名して欲しい」リンと「助けて欲しいが襲名したい」夜の、無言の同調が呪いとなっている訳ですね。
リンのかつての主人がヤタガラスのサマナーという設定。現在(昔話)のリンは里に従属しつつも帰属意識や愛着は無く、寧ろ卑しんでいる事から、何かあったのだろうと推測は出来る。
里への複雑な憎悪を同じくする夜を見て、この子に襲名して欲しいと願った。なのでリンとしては、夜が組織に対し怨嗟を抱くほど同調率も高まるし、好都合な部分が有る。
仕上げとして自分を討たせた際に呪いが完成するという事だったのでは?
リンの事は生粋の悪魔というイメージで昔から書いてます。しかし情愛に偽りは無いので、夜がひとたび「助けて欲しい」と望めば、恐らく叶えてくれたでしょう。
そうそう、今回の更新直前に拍手くださった方、有難う御座います! レス不要との事ですから、個別返事は書きませんが……ルイライ作品にメッセージ頂けて嬉しいと、此処で全方位に訴えておきます。 -
根強い人気(読者数の割に)を誇る帳から、番外新作。
しかし今回はアクシデントも無く、平和で甘い内容です。私としては、夜の心にこぞんだままの不安感は書いたつもり。簡潔に説明すると、誕生日を祝う話です。しかし夜に誕生日は無いので、さてどういう事か?という……
あとがき末尾におまけも有るので、よろしければ其処まで読んでやってください。
帳本編は前提として、SS「血肉を纏いて舞い候」を読了していると、イメージ補助になると思います。他、短編にちょくちょく出るナルキッソスを、今回冒頭にさらっと出しております。
昔から付き合いのある悪魔連中と居ると、体感速度が更に変わると思いませんか。帳に出てくる里なんかは、まだ人間サマナー達の居住区が有るから良いものの……あれが本当に悪魔だけの里であれば、たまに外界に赴くたびに〝隔世の感〟でしょう。
劇中で夜が「つい最近」と思っていたところ、物質の劣化状況から見るにそこそこ経過していた……という場面もありまして。物の傷みの速さ、人間の寿命、様々な物事の縮尺が変わってゆくのだろうと、まだ若き悪魔二名に思いを馳せる訳です。
甘い(平和な)作品を書くと、自分自身不安になります。先日頂いた拍手メッセージに「甘い話も好き」と有ったので、救われました。 -
とうとう全ての本が売り切れてしまいました。ご購入くださった方、有難うございます。(合同誌「暗の中で俺と俺とが真黒く睨み合つた儘」は、朽ちゆく庵さんBOOTHにて販売中です。)
上記の関係でOFFページも更新があります。各売切れ表記や、ナチュラルに値上げされているクリックポストの価格表示変更など……気付けばクリックポストを標準配送設定にしてから、3回の値上げがありましたね。
イベントは2回程不参加の状態が続き、そしてこのご時世。自分が東京に行ける頃まで、はたしてアナコンは開催されているのでしょうか? 真5が出た頃に開催が途絶えていたら、流石に勿体無いとは思います。
同人誌に関して企画だけは有るものの、イベントに尻を引っ叩かれないと、なかなか作成着手できない人間であります。耽読魔酔は虫の知らせだったのか、ふと思い立ち急ピッチ作成でしたが、あれが最後の形となってしまいましたね。これもあっさり売り切れてしまい、イベント1回分しかもちませんでした、もう5冊くらい刷っといても良かった気がします。
そもそも、まだ欲しいという方、居らっしゃるのでしょうか? 本当に資料本なので、頒布宣伝の際に少し気恥ずかしかった事を思い出します。自分で書いた二次創作の人物達なのに、推測を書き起こす事で気付く部分も多いです。頭の中で生きているみたいで、すっかり自分の人生では切っても切れない存在になってしまいました。 -
《pixiv》
ヒジリに襲われる問題回。未遂なのでR18の必要は無いのではと思ったが、念のためタグ付けしました。
しかし、このヒジリに性欲求は殆ど無く、明らかに好奇心が勝っている。人修羅の持つ価値(エネルギー)を見出して、それを得ようとしている。総じて見れば支配的な暴力ですが、欲しいのは人修羅そのものではない、といった所。
今回ブラッシュアップに伴い、結構削りました(圧縮というか)心情部分は加筆気味です。
それにしても、この回のライドウ、感情だけでキスしてるな…… -
あけましておめでとうございます、今更過ぎる。
Web拍手から新年に挨拶してくださった方、ありがとうございます。今年はイベントに出られそうも無いので、湿血帯の更新頻度を上げていきたい所存。
さてタイトルの通り、2017年頒布の「こころは蛇蝎のごとくなり」をWeb再録しました。しかし何故pixivだけかというと、現在水面下でサイトを改装している為……収録ページが多数必要となる同人誌再録に関しては、一旦pixivオンリーにしようという試みです、ご容赦ください
《こころは蛇蝎のごとくなりpixiv掲載ページ》
この本、個人的にはかなり気に入っております。カバー・PP加工無しでも活きる用紙を選んだおかげで、なかなかの経費削減にもなりました(そういう?)
自分の本棚にも納めてあるのですが、棚に防虫香を差し込んであるので、本に白檀の香りが染みついて良い感じです。
御統と同じく、テーマを設けた短編集というのは話を考える楽しさが一段と強く、どちらも出来れば続編を出したいです。蛇蝎は蟲だったから、今度は鳥か…植物、どんな類でもそこそこ数が居るから、何でも書きようが有りますね。
それにしてもリマスターの関係か、近頃から通い始めてくださっている方が少し居る様子。インデックスページからリンク張って、改サイトに繋げるだけ繋げてしまう事も検討中……
スマホでだいぶ見易くなると思いますが、各作品の引っ越しは少しずつになりそうです。引っ越し中も全作品が読めるよう、旧サイトも並行運営はします。
ガラケ用サイトはどうするか……わざわざ消す必要も無い、とは考えています。 -
普段、私が発言している「拍手御礼SS」というのは、サイトTOPに置かれている《Web拍手》をクリックした際に読めるサービスSSです。
基本的には10種類有ります(順序は同じ、10回押せば10話分読める)
追記⇒
web拍手メッセージ記入欄の下に「レス不要」のチェックボックスを設けました。こちらにチェックを入れる事で返信不要の扱いとなります。(2020/12/27)
「返信不要」と記載有った場合「拍手返事」としての個別対応はしない事に決めました。ただし、頂いたメッセージ内容に関連・影響された記事を投稿する可能性はあるので、ご了承下さい。(2018/10/3)
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メッセージへのお返事は「拍手返事」というカテゴリー記事で投稿します。
①サイトTOPにある《Web拍手》
・拍手御礼SSが読めて、メッセージ投稿が可能。
・他者にメッセージは見えない。
②ブログ記事の《コメント》
・メッセージ投稿が可能、レスポンス(管理人からの返事)もその下につけられる。
・他者にもメッセージは見える、ただし普段は畳まれている(記事単品閲覧にすると、下の方に有る)
③ブログ記事の《拍手する》
・メッセージ投稿が可能。
・他者にメッセージは見えない。
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この様な感じです。
あまり深く考えず、拍手して頂けるだけでも嬉しいです。
執筆速度と頻度が上がります。 -
Twitterをご覧の方は既に存じ上げている事と思われますが、先月から検査続きで殆ど作業せずに過ごし、2日前に内視鏡検査を受けました。連日の採血から、ここにきて点滴、もう暫く針は勘弁。
一応「大腸には異常無し」と結果が出たものの、これを受けるに至った理由が〝おおよそ200以上から陽性判定とされる便潜血の数値が1,000以上あったから〟であり、個人的にはやや不安が残る結末となりました。
潜血1,000以上では「早期大腸がん3.6%、進行大腸がん10.9%、ポリープ38.4%、その他3.6%、異常なし43.4%」という医療記事の情報を参考にすれば、その43.4%に滑り込めたという事か? 喜ぶべきでしょうが、どこか腑に落ちないというか。2週にかけて1,000が4回中2回出ている事と、ここ10年近く軽い腸炎を定期的に起こしている事など、いくつか頭に引っ掛かったままです。
結構な実績の専門病院にかかりましたが、それでも可能性としては「今現在は発症していない」だとか「内視鏡で捉えられない範囲に異常が有る」など、いくらでも考えることは出来るので、数年後にもう一度検査を受けようと思っています。
次回は3D-CTの検査にして、カメラでは確認出来ない範囲もチェックしたい所存(他臓器との位置関係も分かるらしい)
しかしどうかな、面倒くさがり滅多に病院へ行かない自分の事なので、このまま10年くらい放置する予感もします……
それにしても、今回使用された鎮静剤の効きの良さに驚愕。点滴から注入された途端、視界がどろりとし始めて流石にびびってしまいました(そしてすぐに寝落ち、気付いた頃には全て終了しており、ベッドごと廊下を移動していた。)
むかし血管造影を受けた際には、鎮静剤がほぼ効かず覚醒状態で行なわれたというのに。使用しているものが全く別物なんでしょうか。