徒花ページ番外欄に2本掲載。
夜END後の話、どちらもライドウは出ないものの間接的なライ修羅(『夜の歌』は正午とCPまでは行かないが複雑な感じ)
更新作を読む前に、以下を前置きとして読んでおくとイメージし易いです。
【里関連SSで偶に登場する葛葉候補の少年、正午(しょうご)に関し】
急遽十五代目が求められた際、襲名する可能性が彼にも有る、その前提で徒花番外『焚附』を書きました(拍手お礼SS)それを今回サイト掲載。
更に派生した『夜の歌』が今回の新作、とても短いです。
──ここから先、徒花(夜END)ネタバレの為、未読の場合注意──
夜END後の話、どちらもライドウは出ないものの間接的なライ修羅(『夜の歌』は正午とCPまでは行かないが複雑な感じ)
更新作を読む前に、以下を前置きとして読んでおくとイメージし易いです。
【里関連SSで偶に登場する葛葉候補の少年、正午(しょうご)に関し】
急遽十五代目が求められた際、襲名する可能性が彼にも有る、その前提で徒花番外『焚附』を書きました(拍手お礼SS)それを今回サイト掲載。
更に派生した『夜の歌』が今回の新作、とても短いです。
──ここから先、徒花(夜END)ネタバレの為、未読の場合注意──
まず、別所での語りから引用▽
捏造モブが主体で、しかも〝その後〟のCP片割れと関わる為「夜の昔話」とも主旨が違い、C氏に通話で語るのみに留めておりました。しかし半日ほど経つと更に場面が浮かんで来た為、ひっそりと更新に至ります。徒花夜ENDの後の『焚附』って話を以前書いたけど(拍手お礼SSなので現在どこにも載せてない)
あれで「もし十五代目が決まって、そいつが此処を拠点にするという話になったら、矢代君どうするの」と鳴海が言っていた先を、ここ数日妄想しており──順当にいけば、各SSにちょくちょく登場していた正午(しょうご)が十五代目か、急な交代となれば可能性は有る。
すると矢代とは犬猿の仲だし、十四代目が死んだ事情に人修羅が深く絡んでいるという認識だろうから、益々憎悪しているだろうし矢代の方も正午をクソガキと思っているし、嫌われている自覚の為〝銀楼閣から出ていく〟事を選択しそうだが、しかし正午は正午で〝何故十四代目は変死したのか〟誰も詳細を教えてくれない為、矢代にそれを追求したい、よって矢代が何処かに姿を消す事をよしとしない。なんとか苦しい説得をして、銀楼閣にそのまま〝居候の書生〟として留まってもらう。両者共に夜の部屋を使いたがらず、倉庫にしていた部屋を空けて仮眠室とする。 夜の死に関し矢代も経緯を知らない為、詳細を語れる筈も無く。悶々とした状況で数年経過し、正午も〝兼学生〟という身分から大人になる。
矢代は年を取らないので、すっかり正午の方が年上になってしまい。正午も正午で〝介入できない部分に先代なりの理屈が有ったのだろう〟と察し徐々に刺が抜けてゆき、矢代に対しては近寄り難いが、同時に憐憫を抱く(しかし自分の知らない〝夜〟を知っている相手が憎くもある)
そして〝十四代目が生きていれば、同じ状況になっていたのか〟と思いを馳せる。人間の方が老い先走る、いくら葛葉の恩恵を使おうと、そう逸脱出来ぬものだろうと感じる。 悪魔相手に〝人間の様に〟接し続ける利点は「相手が変わらぬ」事であり、欠点は「自分だけ変わる」事(此れは気質でなく総合)
憧れというのは「気質が真逆」のモノに対し、抱く例が多い気がします。正午は夜の反対、陰陽でいえば陽であると云えますが、では矢代はどうなんでしょう。人修羅の要素として陰陽併せ持つイメージが有りましたが、矢代の気質にそれが反映されています(意識するより自然とそうなった)
夜に寄り添えば陽となり、正午に寄り添えば恐らく陰となるのでしょう。明は作中で揺らいでいる為、矢代も陰陽の位置が振れがち。
それにしても久々のサイト新作更新が徒花番外とは……
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