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湿血帯不快指数

湿血帯のお知らせ、管理人の雑記など、じめじめ

SS「電影夜話」
久々に短編を更新、とはいってもCPに進展のあるような内容では無いのですが……
しかもまた昔の話です。里の電力供給はどうしていたのか気になり、サマナーならば悪魔を活用するだろうという妄想です。

機関サマナー達の「手持ちの雷電属」だけでは、色々問題が生じるのではないかと思います。発電なり蓄電なりされたそれは、基本的に「分配」されます、誰が一番多く使っているなども、一見分かりづらいです。
つまり電力を注ぐ仲魔達がきっちり、当番制で、均等に注がなければ不満が出ると思うのです。そのシフトに組まれてしまうと、合体で潰す事も容易に出来ないでしょう。これはサマナーとしては面倒だし、長期的に里を離れる任務に就いては他者に皺寄せがいく。なので仲魔とは別の「電気専属」として、雷電属を勧誘する訳です。
その辺りももう少し想像してあったのですが、織り込む余裕が無くなってしまいました。

今回はライドウ(夜)が「思い出して終わり」という流れなので、人修羅(矢代)はこの話のメインである回想に絡んでいないです。しかし夜を現在に引き戻すのも矢代で、郷愁を引き出すのも矢代です。これまでのすべてを内包した夜自身が矢代を求めており、それだから出逢う以前の事もたまに話してしまうという流れ。ライドウ以前の自分へ感情を貰う事が、慰撫になっているのですね。
しかし今回はなんとなく口に出さずに居たら、矢代が思いのほかハッキリと拗ねた……という話でした。

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