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《pixiv》1-30 蠅の王
ようやく30話……新作として執筆してた当時の3倍くらい、時間かかっていますね。
やはり今見ると「此処の呼び方、このキャラの解釈をこうしたい」など変更したくなる部分も多いのですが、しかし真3しいてはメガテンに対する知見が今より狭かった当時の描写も、それはそれで大事な気がする昨今です。人修羅と呼ばれはするものの、そんな意識や自覚の無い主人公──その視点であればこそ成立する部分も、有った気はします。
とかなんとか言いましたが、私は未だにメガテンにわかですし、どのタイトルに関しても全く理解出来ておりませ~ん!
それでも二次創作やっている事に関しては、どうか許してください。
さて次々回は、ようやく契約という事で……致す回ですが……
全36話で1回だけという、これCP(ライ修羅)連載と説明して良かったのか?PR -
《pixiv》大殷賑
《pixiv》妬け野原
《pixiv》壜詰め艦
すべてサイトの過去作ですが、軽く手直ししてpixivに載せました。
長編一章を読んだ事で、短編もいける人が少しは増えたんじゃないかと思い……実験的に載せている段階です。
【大殷賑】
これは駄洒落の為だけに書いた話。雷堂とライドウ(明と夜)の人修羅が絡まなかった時代への空想でもある。しかしこれ、pixiv掲載にあたりタグに悩みました、ライ雷なのか……?
【妬け野原】
アバドン王からプレイした際「この屋敷は何なんだろう」と思った記憶から。過去を詮索しない矢代だけれど凄く苛々している、これは発散の話だと思う。帝都では所詮、矢代はアウェイなのだ。
【壜詰め艦】
これも上に同じく、超力要素。結局、あの屋敷も造船所も、悪魔かサマナーの遊び場にならないのかな、という妄想から(屋敷はフロスト連中が居た気もする、ゲーム中で)
どうも矢代は、夜が「役目を捨てて海外逃亡」しそうな雰囲気になると戦々恐々し始めるが、同時に「役目なんか捨ててしまえ」とも思っているという…… -
《pixiv》帳六話
更新しました。
何度か語っているのですが、帳は最初サイコホラーにするつもりで構想を練ったので、その名残から「人修羅視点のみ」「結婚してからがスタート」「閉塞的」なのですね。
もっと追い詰められていく過程を考えてあったのですが、半ば辺りで「それは別の機会にして、このシリーズはさくっとまとめるか」と方向転換しました。
結局あの環境下だと、捏造要素を主にしなければ長々続かないわけで……そうなるともっと本腰入れて考えなければならないと思い。当時、並行連載で長編一章&徒花を書いていた為、帳はコンパクトにまとめたかったみたいです。 -
正直なんとも言えないなあ、と悩んでいましたが、やってみない事には分からない部分も多かった為、一週間早い誕生日プレゼントとして買ってもらいました。
名前は「制服の花柄がそれっぽい」と発売前からC氏と話していたので、ハナエモリ。
(しかし現実では、ハナエモリデザインの学校制服に花柄は存在しない)
さて今回は- 難易度HARD
- こちらからの悪魔会話禁止
- 合体禁止
でスタートして、現在Lv13です。
まだ「命乞い」が解放されておらず、強制加入のピクシーと二人旅が続いております……
前回は合体縛りしていなかったのですが、おそらくガストンが居なければ合体無しでいけただろうと思い、今回はチャレンジしてます。
なにより真5は写せ身という「常時書き換え可能なデビルソース(SJ)」が仲魔と主人公にも存在しているので、悪魔合体無くてもやれてしまうのでは……という、ひとつの検証でもあります。
このNEWをいつまで残しておけるのか。 -
《pixiv》1-29 第四カルパ
自分から飛びついてしまう回、待ての出来ない犬。
呪いゾーンの話ですが、それこそゲームでも長居したい場所では無かった為、さくっと済ませてしまったような。事前情報無しでベルゼブブ戦に入り、低Lvながら丁度耐性持ちばかりだったので45分かけて倒せた記憶。私は矢代と違って、なかなか運が良いらしいです。
さてライドウと契約するまであと少し、という段階まで来ました。そろそろ+a回を挿入する事を考えなければ。第二章への繋ぎを、適度な不鮮明さを残しつつ、もう少しスムーズにしたいです。繋ぎそのものを書くというよりも、布石を増やすイメージ。 -
《pixiv》帳五話
夜って、暇が有れば読んでるか書いてるような、そんなイメージが有りますね。読み書きが苦痛でないのは、羨ましい限りです。
以下雑記。
夜の手帳の話は、徒花でも出ていたような。
SS『止まれ、お前はとても美しい-後編-』でも手帳のページを破いて、凪に渡していた。ただし彼の事なので紛失しても問題無いという…重要度としてはその程度だろう。漏洩しては不味い内容は、間違っても書かない筈。
夜が学校教師になりたい理由のひとつ、やはり学校所蔵の本だろう。他者に教える事で知識の掘り下げが出来るうえ、資料も豊富とくれば最高の職場である。
悪魔草子を「読める」と判定した矢代は、猟奇や殺伐、葛藤的な話に対して、案外耐性が有るのかもしれない。自分から率先して読むことは、あのような状況でもなければ無さそうである。それともボルテクスから歩んできた己の経験が、耐性を強化したのか。では本来どんな本が好きなのだろう、レシピ本以外で。
宮沢賢治作品に対しての印象を「この人の話って、抽象的過ぎる部分に出てくるあれこれが、実在してるものか判らないんだよな」と言っていた(SS『電影夜話』)学校で習ったり、もしくは家に有ったり、夜の本棚にも有るのかもしれない。やはり、基本的には実用書を読んでいるイメージだ、多分エロ本も持っている。 -
《pixiv》春啼き百舌鳥
《pixiv》ブランコから
【春啼き百舌鳥】
少々手直ししてpixivに掲載。
今読み直すと結構気恥ずかしいですね。ここ数年の方が、夜も矢代も言い訳が酷い気がします。
この話はライ修羅に分類したものの、普段のイニシアチブを感じさせない流れで、まだ手探りの頃だなと感じます。長編と徒花の方で思い切りやっていたので、その反動で割と柔らかい短編なのかもしれません。同情されたくないのに過去を聴かせる夜の心境のなんたるか、矢代に同じく傷付いて欲しいからか。
矢代ってたまに、夜の欲しいものを溢れんばかりに注いでくる。
【ブランコから】
これはほぼ直してないです、この頃からブランコまわりの情景が、鮮明に脳内に有った。
「海気譚」で〝綺麗な景色を見ていると死にたくなる〟と言っていた夜だから、首吊りの縄をかけようとした花畑もきっと綺麗なのでしょう。 -
《夜一夜 -よひとよ-》
主にライドウの過去話、モブライなどを集めたシリーズです。2009年の作品はそのまま載せるのは抵抗が有った為、軽く手直ししています。今の所、本当に軽くですが…(今後どの程度再構築するか未定)
この辺りの作品は二次創作的捏造部分が多い為「目次」に色々と書きました。里や夜の資料は耽読魔酔から引用、モブ紹介などはサイトにも無い書き起こしが殆どです。
pixivでいくらか手直し連載しておりますが、此処のライドウは複数のシリーズや短編を読む事で生きてくるキャラクター性との自負が有ります。ライドウ受が平気、且つ紺野夜そのものが気になる人には是非読んで欲しい…ならばサイトから一部掲載しても良いか。というノリで、これまた実験的に開始してしまいました。
ブラッシュアップ系は「改装後のサイトにpixivから逆輸入する」事を念頭に置いております。 -
《pixiv》1-28 魂の檻
ライドウが悪役の様な状況です、長編一章はそもそもベースがそんな感じか……
執筆しながら「紺野夜には恐怖心が殆ど無い」事を、改めて実感します。特に「死に直結する」類の物事には鈍感というか、危険度の察知はせども恐怖に繋がらない。
彼が怯えるのは「これまでの自分を無かった事、無意味にされる事」それも他者によって。なので己を絆そうとしてくるものを警戒し、分かり易い情愛を疑う。
〝行くところまで行った時、自分は果たして何者になるのだろうか〟という彼自らが生まれ直そうとする行為は、これまでの自身を肯定するもの(生きる意味)なので可である。何かに生まれ直すかもしれないし、何も残らない〈死〉かもしれない。過去に交わした他者との約束や呪いも有るが、これは当人が「ひとまず生きる」為に繋いできた橋の様な想いであり、支える感情支柱の中でも「恐怖」「慈愛」は脆く邪魔なので、前者は感知せぬよう酷く鈍感に、後者は受け流したり己に見出さぬよう生きている。
彼が最後に鮮明に恐怖したのは、おそらく里で最初に輪姦された時。あの辺りを境に、何処か完全に閉ざし始めた。それからは谷と心中されそうになった時も、呪いの種を飲み込んだ時も、百穴に追い詰められた時も、獏を前に眠りに落ちる時も、リンを殺した時も、屍鬼か剥製にされかけた時も、ルイに殺されかけた時も、恐怖はしていない。 -
《pixiv》帳四話
久々に更新できました。
この回はヤってしかいないので、手直しするのも一苦労でした。出来るだけ原型と流れは変えず、台詞も削っていないつもりです。
この初夜で矢代がほぼ無抵抗なのは、脚を欠損している事が大きい。普通にやりあっても強い相手を前に、脱する試みは流石にしない。しかも夜は契約関係上、一番の回復を与えてくれる相手でもある。
何より「初夜権を買った」夜の行為に、矢代自身が絆されている。半ば強制的に連行され、あの状況だというのに。夜に対して抱いていた情が、どんな形の契りであろうと特別なものに昇華させている。それを自覚しているから、自らも〝狂っている〟と反芻するのだ。