忍者ブログ

湿血帯不快指数

湿血帯のお知らせ、管理人の雑記など、じめじめ

新刊『光の陰』



結局、イベントの詳細告知をブログに書く余裕がなく……こちらをメインで見ている方には申し訳ない事をしました。
さて新刊『光の陰』ですが、これも本来予定した半分程度しか話が収録出来ず、案内にペーパー付けると書きながらこれも現地で難しく断念。
新刊特設サイトに〝購入者のみ閲覧可能〟な形式で、小説を載せる流れとなりました。購入希望者、または既に購入された方は、このサイトを一度ご確認ください。
▶新刊特設サイト


イベント直前・直後に病院通いなど、体調面が元々怪しいところもあり。私自身も「今回は記念でサークル参加する感覚なので、無理すべきではない」と、これでも身体を優先して、原稿の進みは明確に悪かったです。具合が悪いとなかなか気が入らない為、執筆時間自体も短かった。(横になりつつキーボード打てる環境を作るべき?)

最後のサークル参加にするなら有終の美を意識すべきところかもしれませんが、イベント前夜のホテルでも「早く明日が過ぎ去って欲しいよ~」とちょろぞ氏に弱音など吐いており、疲れというかフラストレーションが溜まっていた気はします。実際、次も参加するぞという高揚感以上に、疲弊が上回った体感です。
とはいえ、直接頂く応援や感想は嬉しく。わざわざ買いに、会いに来てくださった方々には感謝の念が尽きません。思えばこういった感情を土産に持ち帰っていたなと、過去10年近くのイベント参加を顧みておりました。

今回、スペース来訪者の9割が恐らく「webで普段から読んでいる」方と思われます。私は〝多くの新規者に見て欲しい〟というよりは〝読者やリピーターにこそ紙本を見て欲しい〟タイプなので、そもそも「オンライン活動+通販」で事足りる人間です。なので、先日のイベントの流れは自分にとって大変気楽で助かりました。(勿論、作品との出会いがイベントであるパターン、それこそ醍醐味とも考えます)

此処の二次創作を心から愉しんでくれる人、は少数でも構わず……その少数の中、更に気が向いた人がメッセージをくれたなら、それはもう充分に報われている状態ではないでしょうか。
二次創作は私の副次的妄想でしかないのですが、そのお裾分けが他者の心を引っ掻いているのであれば、その事実だけで私は快感が有りますよ。揺さぶられる人間の事が、リアルでも作り話でも好きなので。
原作に何処かが揺す振られた結果、そういうからくりみたいに、連動していくものかなと考えます。

拍手[7回]

PR

コメント

コメントを書く