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《pixiv》帳 最終話
やっと本編最終話です、手直しなのに期間かかり過ぎ。
〈帳〉は、ライドウこと夜が比較的素直に己の情を認めた唯一のシリーズです、今のところ。
今後〝近いか、それ以上の歩み寄り〟に展開する作品が出てくるかは謎。しかし帳も番外編では二名とも随分まるくなり、嗜虐被虐もひとつのロールプレイじみた扱いをして快感を貪っているような……
やはり帳は、夜が矢代に「心身共に寄り悪魔側になった」「命を預けている」これら要素が大きい。
とはいえ、元から希死念慮の強い彼なので、自分の命を賭け金にする事には抵抗も無い。それで欲しいものが手に入る、赦されるなら安いものだと、高慢な振る舞いの割に思ってそうです。PR -
>19:56 汚点読了…の方
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《web拍手》直リンク 《pixiv》懺悔は一種の惚気なり
久々にweb拍手の御礼SSを更新しました。
「瞑眩」
ライ修羅。人修羅が一時的に失明状態に陥る。ライドウは労わるどころか……
いつものうちのライ修羅といった感じ、個人的には万力(違)で締め上げるシーンがお気に入り。
「懺悔は一種の惚気なり」
ルイライ。懺悔室に現れる怪に、ライドウは思わずルイの名を挙げ……
拍手御礼から外したので、ひとまずpixivルイライシリーズに格納。「瞑眩」もそうですが、夜は〝好きな相手が危険な目に遭おうと、自分の好奇を優先する〟事が多いですね。ただし相手が堅気でない(人でなし)場合に多く見られる。 -
>1:55 サイトの小説・長編では… の方
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《pixiv》帳九話 鬼哭啾啾
粛清の回。
作品本文からも分かる通り、凹里は男性の体で侵入すると、何かの呪いを受ける(人間の肉体のみ)
夜は自ら女体変化してから襲撃実行しましたが、これを「呪い除け」の為と取るか、はたまた「嫌味」と取るか……
目的がはっきりしていれば、人間相手に嬲る事も厭わぬといった模様。そもそも嗜虐の癖は持ち合わせている為、コントロール可能な範疇であれば興奮すらしていそうです。しかし今回の報復行為に出た理由として「矢代が犯された」事実が前提に有り、応酬としての攻防・嗜虐を、不快感が上回ってしまっていたのではないか。
さて次回はいよいよ本編最終話です。エピローグ~番外編に関しては、pixivに載せるか否か迷っています。
また手直し再録とは別で、帳の番外新作を書く予定もあります。こちらは中身の無い筈の赤子が泣き出したという、不穏な内容となっております、乞うご期待 -
※ひとつ前にweb拍手のお返事記事があります。
《pixiv》かわいそうなこども 《pixiv》雨垂れ意思を穿つ
色々と今更な報告となってしまいましたが、pixivに2作品掲載しました。残念ながら、どちらも新作では無いです。
「かわいそうなこども」は相当昔に書いた為、描写が曖昧。
帝都からやってきた件の十四代目は、どうやら大人しそうだが……という、鳴海から見た最初の印象を書いたものです。しかし夜も本性を隠そうとするわけでなく、鳴海を窺う為、一時的に個を伏せていたのかと思います。
鳴海とライドウの絡みを普段あまり書かないのですが、親近感というか、共感し得る部分が確実に存在する仲、そんなイメージです。だからこそ互いに踏み込まないのですね(あくまでも本サイトにおける二名を指した見解)
「雨垂れ意思を穿つ」はなんとも懐かしいナナガス、コピー本書き下ろしの再録です。ナナガスを書く過程で、フリンの4F皆殺しでのキャラクター像が固まっていった様子があります。それ以前に書いたワルフリの時点で出来た気質をベースに、何処かに置き去った自らを俯瞰するような物言いをさせている気がします。 -
>22:29 「徒花全部読みました」の方
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※ひとつ前にweb拍手のお返事記事があります。
《pixiv》1-32 使役印
またかなり間を空けてしまいました。今回は殆どが性行為シーンの為、本当に手こずりました。
余談にも書きましたが、夜の掘り下げをすればする程、パンチ力が無くなる。
やたら過激にしたい訳ではないものの……得体の知れない、何をしでかすか分からぬ相手への恐怖、インパクト。そういった緊張感を一章では常に撒いていたので、夜の内心をどれだけ明かすか、毎度難しく感じます。だから狭間を漂う君を求めた、悪魔に成れぬが人には遠い、僕の傍に置いてみたかった。
今回の加筆で、気に入っている一文。
矢代は人間に戻りたがっている悪魔(半魔)であり、夜は悪魔の方が身近な人間である(そして人の善性からほど遠いと自認、内罰的である) -
>二章の続きいつまでも… の方。
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なんと旧拍手ログにさえ未掲載だったようで、昨日発掘してpixivに載せてみました。一体いつ頃の作品なんだ?
修羅←凪のシリーズにしてあります。
《pixiv》苦い呼び水
かなり久々に読み直しましたが、矢代のクラッシャーぶりには恐れ入ります、悪魔め……
あの時代の相場も知らずに取り扱った、と思いたい。