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いきなり何?と思われそうですが、脳内でぐるぐる渦巻いている曲を紹介します。折角このブログで語るのですから、二次的妄想、インスピレーションと絡ませます。気紛れ、今回は「蜉蝣」から。
※曲名にリンク有り。しょうもない戯言も読みたい人は、全文表示で。
Holy Needle
〝翳される矛盾の言葉 溶け出す憎悪と悲しみが〟
イントロが良い。このバンドは、掠れ切った声みたいに縋りついてくる、その割に硬質かつシンプルな音してて好きです。縋るだけあって、何かを求めている様な必死さが感じられ、狂おしい気持ちになる。
白い鴉という曲も有りますが、SS「白い烏」は此処からイメージして書いてます。他にもいくつかタイトル拝借した話が有りますので、分かる人は成程納得してください。作風(歌詞)的に、大体浮かぶのは夜なのですが…
白い鴉 〝嫌う事など出来るわけでもなく 傷付けるからもう「好き」とも言えず〟
手 〝高く高く手を伸ばし 朱く朱く染まるこの場所から〟
渦 〝苦しかったよ 一人じゃ居られ無かった あぁ…〟
赤の虚飾 〝泣いて縋るその姿に吐き気を感じた〟
光の影 〝君の心が 目の前で壊れていく〟PR -
《pixiv》1-35 JACKPOT!
一章におけるダンテ登場回、これが最終です。
そして一章自体も、次回やっっっと最終回です。連載当時の何倍の期間かかったことやら……
35話キャプション余談にも書いた通り、ブラッシュアップ版最終回は大幅加筆する予定です。などと豪語したものの、細かい部分はまだ考えてません(ええっ……)
主人公が人修羅こと功刀なので、彼の視点だと場合によっては記憶が飛び飛びになる。
前の周回の記憶が消えてはいないものの、OFFになっている状態というイメージで周回が始まる為、一章ラストは本当に色々すっ飛ばしてしまったのですね。その辺りを、もう少し情報入れていこうかなと考えています。二章はライドウ視点も増え、完全に主人公二名といった具合になっていくので、pixivで追っている人はお楽しみに。
まあしかし自分の描くダンテは、他キャラと比較すると随分優しい表情になる。これは脳内の矢代ヴィジョンという事か……でもダンテはあくまでも前回のヤシロに思い入れが有り、眼差しは現在のヤシロを突き抜けている訳で。だからその優しい姿は、過去に向けられたもの。
とはいえ、ダンテはオリジナルからして慈愛を持つ人と認識しておりますので、熱量は違えど色んな人(もしくは悪魔)に向けられてきたもの、とも言える…… -
《pixiv》初夏のRhodonite
《pixiv》栄光の手
夜を駆ける
初夏のRhodonite(2011年)
アルラウネとの馴れ初めを、まず考え……そこから薔薇園のロケーションを活かす構成した記憶。このような「悪魔との定期更新の機会」が有ったとして「徒花・明END」の夜(つまり中身が…)はどうしていたのだろうと妄想し、対となる話まで展開した具合。SS「夜の女王」からも分かる通り、矢代は夢中になると屋外とかどうでもよくなるようです。
栄光の手(2015年)
余談にも書いた通り、先に帳番外SS「Demonio」が来ていた筈。其れひとつで存在感が強く異彩を放つ、そんな呪術的アイテムに惹かれる。ラストでライドウが妄想するように、人修羅の手首を落としてみても良かったが…手首落としは他の話(徒花)でやっている為、そちらのインパクトを大事にした。ちなみに、足首落としはまた別の短編に有ります。
夜を駆ける(2009年頃?)
キャプションに書いたように、楽曲から想起した小話。サイトTOPの「web拍手御礼ログ」からも一部読めます。しかしそちらはサイト改装を控えている為、放置状態で……サイト初期の形式で良い場合は main → Mugic&webclap ss から読めます。
スピッツは他に「水色の街」「俺の赤い星」が好きです、前者は瑞々しい死、後者は乾いた生、そんな感じがするので。 -
《pixiv》金魚玉
《pixiv》魔鏡ショウ
《pixiv》chaosの零余子
pixiv手直し再録系は、複数まとめて更新報告でいいか、というノリになってきました……
この3本は2012~2013年作品ですが、長編一章より断然直し易い。今の書き方に寄ってきた頃かなと思います。
金魚玉(2012年)
「飼っているのか飼われているのか」というニュアンスは他作品でもよく滲ませるのですが、これは顕著かと。何処から想起したかあまり憶えていない、というよりは幾つかの要素が揃った段階で思い浮かんだ話と推測します。球形の吊るし金魚鉢、檻を壊す、真珠の涙、膨れ上がったらんちゅう、夢の蝕み、イメージの数珠はこの辺り。鉢の世界が球形であるという共通項から、ボルテクス界と重ねた。
魔鏡ショウ(2013年)
帳文庫版に書き下ろした話、これは舞台から決めた覚えが有る。帳エピローグでは欧州だった為、次の旅行話はアジア圏にしたかった。話には必ず、悪魔か魔術的なアイテムを出すという信条が有る為、骨董屋に並んでいて違和感の無い鏡にした。中国の魔鏡という事で照魔鏡、音から魔鏡→魔境に繋げ、魔都と喩えられる上海に決めた。テーマのせいで最後は鏡プレイになった、不可抗力。
帳の良い所は、数十年単位の時間の開きを書ける事。
chaosの零余子(2012年)
二重フェイクが特徴的な回ですが、大体思い付きです。試験で「どちらが本物か?擬態者はライドウ」をやる事は決めてあったものの、その前後は特に固まっておらず。凪と人修羅をデートさせ始めた辺りで「この段階から騙した方が面白いし、ライドウにとっては擬態の慣らしになるな」と感じた為、突発的に二重となりました。
夜の仲魔のアマツミカボシは、ゲームと比較すると妙なテンションですが気にしないでやってください。 -
《pixiv》1-34 白銀の御使い
《pixiv》催涙雨に溺れる僕
いよいよブラッシュアップ版長編一章も、残す所2回となりました。
丸々一話分ほどの加筆を目論んでおりましたが、この様子だと最終話がその流れになりそうです。
そして七夕という事で、過去にweb拍手御礼SSとして公開していた「催涙雨に溺れる僕」をpixivに掲載、2010年の作品という事でなんと12年前……
テキストの外ではそれだけの年月が経過しましたが、夜も矢代もそうそう変化は無いですね。私自身、よく飽きもせず続いているものだと感じます。
この七夕話に限った事では無いのですが、矢代は人間に戻ろうと奮起するほど人間から離れ、元々人間である筈の夜は「人間に成りたい」というより正確に言えば「社会のノーマル(平均)に成りたい」が近いのですね。この調子なので、両者とも難しい訳です。
矢代は難所突破に悪魔の力を発揮しようと「矜持(理性)を持ち続ければ」彼の思うところの人間、最低でも半魔では有り続けるわけで。夜も立場や環境に構わず「自分は人間である」と自覚が持てる様になれば、既に肉体は条件クリアしているので解決できます。
と、文章にすれば容易ですが、矢代の理性の箍は戦いのたびに危うく、夜の生命力のタイトロープは切れかかっている為、経過するだけ人間への羨望は強さを増し、同時に諦観も見え始める。 -
《pixiv》【帳エピローグ】訪れぬ夜明け
本編後日談……とは言っても数十年後の話、そこそこ時間経過しています。
サイトで読了済みの方はご存知の通り、タヱちゃんの子孫らしき人物がメインという、なんとも勝手な作品です。
これは「その後、幸せに暮らしましたとさ」の表れとして書いたのですが、以降も定期的に番外編が更新される辺り、自分でも結構気に入ったシリーズ(関係性)の様です。
長編や他連載とは全く違うタイプの結末を迎えている為、話を考える時に自由の利く範囲が少しずれている。それが気分転換に丁度良いのではないかと思っています。
帳と対極にあるのが徒花で
閉じた世界での悠久━他世界に渡る因果の終着
娶った流れから━他者に取られた流れから
記憶に潜る━記憶に潜られる
生き返る為に死ぬ━生かす為に死ぬ
もっと挙げる事も出来ますが……
徒花も「終わる事」でひとつの答えに辿り着いている為、矢代と関わる事なく任務のどこかで野垂れ死んでいたよりは、幾らか解放が有ったのではないでしょうか。
希死念慮の強い夜は「自分の都合で命を捨てる」イメージが有りましたが、結局は「他者の為」に捨ててしまった(SS「口吻の種」でも指摘されている。)
死の恐怖って基本的には「永遠の別れ」「未知」の二大要素と思うのです、前者を更に鮮明にすると、夜の場合「自分が居なくなった後も矢代は生き続ける」事じゃないかと最近浮かびます。自分が居なくても生きられる者を縛っていた、縛る事を赦されていた……そこに触れると「避けようの無い情愛」を自ら感じ、別の感情と板挟みになる訳です。
そして何より矢代が誰かのものになってしまう可能性を高める選択なので、本来の希死念慮とは別軸で死への忌避が有る。それでも矢代を生かし自身の死を選んだのは、夜が散々矢代に対し「つまらないプライド」と哂っていたものと同じ、自尊心でしょう。
矢代は生き抜く為に泥臭さを見せるが、夜は死ぬ為に泥臭さを見せた気がする。 -
《pixiv》雨病み
《pixiv》虚色の集真藍
《pixiv》外待雨で柘榴の水溜り
梅雨の季節という事で、過去作3つを手直ししてpixiv掲載。
「虚色の集真藍」のイメージレスポンス(「ベースになった作品」というリンク)にある通り、以前発行した「耽読魔酔」に寄稿して頂いた三次創作も掲載済みです。生ゴミミックさん、ありがとうございます!
さてとりあえず上記3作に絞りましたが、そもそも実際の天気としても(眺める分には)雨は好きなので、そういう風景の作品ばかり増えてしまいます。夏の雨とか、ライドウの外套一式装備どう考えてもやばいでしょう。刀の柄もやたら湿って、どこかひんやりするんですよね。 -
《pixiv》1-33 第五カルパ
軽く驚きました、事後処理シーンだけでこんなダラダラ書いてたっけ?完全に忘却してました。
というのも2010年頃の作品を、あまり読み直さない為。おさらいし続けねば矛盾が発生し易くなるのに、困ったものです。短編や他連載ではif要素も有るので、また別枠で捉える事も可能ですが……
結局「長編第二章を書き進める前に一章を〝おさらい〟しておこう」と、そういう魂胆も有りpixivでブラッシュアップを開始したわけです。しかしこんなに苦しむとは想定外でした。
年内にpixivも二章に移行する、という目標。
二章の10話(2012年頃)あたりから、恐らく手直しが今ほどキツくなくなる……という希望的観測。そもそも何年かかっているのやら。ずっと書き続けてきたというよりも、長編に関しては完全にペース遅れによる長期化なので、だらしがないといった自認です。他の人の創作ペースに関してはどうこう思わないのに、自分の事は「出来る筈なのにやらなかった」が明瞭となる為、手直しの度にダメージを受けてます。最近書く新作は完全に息抜き、ブラッシュアップなどの手直しはサボったツケかなという感じで、呻きつつ進めています。
手直しで苦しいのは、矢代のラフさと硬さの調整、夜の内面や事情をどれだけ露出させるか、この辺です。長くかかると帳尻合わせが難しくなる、分かっていた筈なのにぃ~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
何やらぼやいてしまいましたが一章残りあと3回なので、懐かしく読んでいる方も、pixivから読み始めた方も、気が向いたらコメントください(web拍手もブログコメント欄もBBSもマシュマロも、窓口だけは沢山有るので…) -
>19:49 てのひらのタワー読了…の方
